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かぜっょ7話~9話感想

 

 

い つ も の 。友人のはとさんから「気が狂った感想楽しみにしている」と言われてめちゃくちゃ嬉しかったが、その言葉を噛みしめたあとに気づいた「気が狂った」。褒め言葉以外のなにものでもないな!無駄にポジティブ。それにしてもかぜっょ本当に面白い。作りが丁寧で、毎週楽しみで楽しみで仕方ない。そんなこんなで拙劣な感想ですがよしなに。

 

 過去のかぜっょの感想はこちらです

mkmcm.hatenablog.com

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■  7話<頂きに牙を剥け>

藤岡が完全にハイジさんの元カレ。藤岡が完全に元カレだった回じゃん…えぇ…。

よっ!!ついに始まりました記録会。ハイジさんのドラテクがやばい。でも原作のあのセリフが聞けなかった。ぐぬぬ。「運転が下手な男って、あっちも下手だって言わねえか?」ってニコチャンのセリフ聞きたかったなぁ〜〜〜。再びぐぬぬ。からかうようにニヒルな笑みをうかべながら言ってくれそう。ニコチャンの声で聞きたかったし、車内のてんやわんやも映像で見たかった。車内のてんやわんやは、王子さんが外で吐いてたし想像にかたくないだろうけど。んでもってカケルを見つけ次第絡んでくる榊だけど、今回頬染めしたぞ。藤岡に。藤岡って威風堂々としててかっこいいもんな、同性でも頬染してしまうほどかっこいいのわかる。そんな彼がハイジさんの元カレ…。最高かよ。ハイジさんを見つけたときの藤岡の顔がめちゃくちゃ嬉しそう。そりゃそうだよな、高校のときハイジさん足を壊して、それっきりになってたもんな。そりゃ記録会でみかけたら、嬉しくもなるだろう。アオタケのユニフォーム、かっこいい!!タンクトップに、ショートパンツ。ぐぅぅ、最っ高。ハイジさんの胸とか正直鶴の湯で見慣れてるんだけど、タンクトップで胸が隠れることでエロみが増しましに。タンクトップの脇口から見える横乳たまらん。いかんいかん、とても話が逸れた。それにしても予選会、作画カロリーが高いな。こんだけの人数いたらめちゃくちゃ大変だろうな。作監さんはじめ、作画班には感謝しかない。カケルが藤岡に出会い、圧倒的な力の差を見せつけられたときの絶望感も、藤岡の器のでかさも、それが綺麗に演出されていたからよかったな。

次回はハイジさんが倒れるところまでいくかな、どうだろ。かぜっょ2クールだけど、1クールでどこまでいくか。予選会までいくか、いかないかくらいかな。原作よんでるけど、アニメがよめない展開でドキドキするんじゃ〜〜〜。それと書き忘れてたけど、藤岡、坊主じゃなかったね。髪の毛があった。

 

 

■ 8話<危険人物>

辛い。あまりにも辛い。正直何度も観たいような回ではない。しかし、話数を重ねるにつれて『こんなときもあったな』と振り返ったときに一番感慨深くなってしまう回だろう。『走ること』に対しての追い求める像が違い、衝突する走と灰二さん。走の焦る気持ちがアオタケの輪を乱しているのだけど、走の気持ちも理解できなくはない。走の気持ちを理解しているけれど、アオタケのみんなのことを悪く言われるのは業腹だから声を荒げる灰二さん。怒った灰二さん、怒り方も素敵なのだ。原作を読まれた方だったらわかると思うが、唯一灰二さんが怒りで声を荒げるシーンなのだ。アニメが始まるときに、このシーンを観るのが楽しみだった。灰二さんはどんな怒り方をするのだろうと。豊永さんの演じる灰二さんの怒り方はまさに『理想』であった。上手く言い表せない自分の語彙力を恥じながら言わせてもらいたいのだが、声の張り方といい、声を張り上げたあとの「むなしい」の言い方もすべてが清瀬灰二だったのだ。清瀬灰二が言ったんだから清瀬灰二だろ、とお思いかもしれないが違うんだそうじゃないんだ。このシーンを原作を読んでいたときに、灰二さんの怒り方を、想像力の乏しいわたしはイメージしきれなかった。頭の中で反芻してみても、どうも決まりきらない。アニメで豊永さんがどう演じるのか、ととても楽しみにしていた理由はこれである。アニメでそのシーンを観て、思わず息をのんだ。まさしく清瀬灰二だったから。灰二さんはこういう怒り方をするのか、と豊永さんの圧巻の演技で面食らったが、どこか胸の中でストンと腑に落ちたのだ。ありがとう豊永さん、ありがとう清瀬灰二。そう思わずにはいられない第8話だったな。正直何度も観たい回ではない、と前述しているが、この灰二さんが怒るシーンは何度も観てる(おい)。だってめっちゃいいんだもん…いいでしょ…。

 

 

■ 9話<ふぞろいの選手たち>

8話と打って変わって何度も観たい(実際何度も観てる)第9話!走がまた一歩前進しようと足を上げた回だったと思う。走を導いてくれるのはいつもアオタケのメンバーだな。その先頭には灰二さんがいる。ユキ神童ムサ双子の走りに、感銘を受ける走の描写がすごく良かったと思う!!「自分の走りがみえていない」という灰二さん。アオタケのみんなの走りを見せることで走自身を走りと向き合わさせ、また一から走り出そうと手を差し伸べる灰二さん圧倒的光属性。記録会出場メンバーを応援する灰二さん含め、ニコチャンキング王子走も全力だった。あのシーン、笑顔にならない人間いないでしょ。誰もが笑って、幸せになるシーンだよね??大声出して応援するニコチャンとキング。腕をぶん回して何言ってるかわからない(双子談)灰二さん。それに、アオタケの走りに心を動かされた走が、みんなの名前を呼んで応援して、小声だけど確かに声をあげていた王子。この五人をみて記録会出場メンバーが笑ったように、わたしも笑ったよ。ほっこりした。記録会後に双子が「恥ずかしかった」って言ってたけど、なぜかわたしも恥ずかしかったw脚本の喜安さんが「あいつ(おそらく灰二さんのこと)天然もはいってるからな」とツイートしているのをみて、恥ずかしいことを平気でやってしまう天然力の高い清瀬灰二の解釈が合いすぎると感謝したばかり。そんな具合に、記録会のシーンは丁寧に作り上げられていて、とても幸せに感じた。

ところで、だ。わたしが話題にあげないはずがないだろう案件について。なんだあのお花畑のシーン。完全にアルプスの少女ハイジじゃないか。お弁当を持ち水筒をぶら下げてエプロン姿でニコチャンを追いかける灰二さん。灰二さんあまりにもママすぎません。灰二さんが入寮した四年前からしこしこせっせとアオタケに住むみんなの献立を考え、料理をつくるとかあなたどんだけ甲斐甲斐しいのだ。しかもニコチャンに渡したお弁当はキャラ弁という。ニコチャンにお弁当を渡したあと、木陰で座りながらニコチャンがちゃんとお弁当を食べるか見張ってそうじゃないか灰二さん。そのあと疲れてニコチャンの肩をかりてすやすやと眠ってしまうハイジさん。恥ずかしそうに頰をかきながらも、そのままにしてくれるんだよなニコチャン先輩は!!

あともうひとつだけ。終盤で灰二さん倒れるところエッチでは。首筋、鎖骨、唇、清瀬灰二を構成するすべてが神作画によって全てがエッチだった。作画班さんありがとうございます。灰二さんが倒れたときの走の動揺も良かったです。来週は走が試される回だな。走の成長が楽しみだ。